カテゴリ:展覧会( 2 )

ビーチアニマル

2008-2009年は、日本・オランダ年だそうで、その一貫として開催されているテオ・ヤンセン展へ。
日比谷パティオ特設会場で4月12日(日)まで。1500円。テオ・ヤンセン展HP
テオ・ヤンセンは、物理学専攻→画家→ビーチアニマル制作、という経歴のオランダのアーチストです。



美しくて不思議な光景です。
ほかにもたくさん動画があります(もう数年前から話題のようです)。

すごく複雑に見えますが、近寄ってみるとすごく単純な接合部でした。
どこにでもあるプラスチックのチューブとひも・・・。単純というより原始的。
風を受けると動き続け、会場にある手で押すタイプも少しの力で進みます。

まだまだ進化し続けるそうです。夢は、テオ自身が死んでもビーチアニマルは自分たちの力で生きていること。
風向き感じて羽を閉じたり、満ちてきた波をよけるために移動する機能を入れたいのだそうです。

思考の賜物。
何がこれを作らせたのか。

(o)

接合部
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駆動部
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立ち姿
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by nodesignblog | 2009-04-06 13:07 | 展覧会

ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力

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今朝、電車に乗っていたら築地から乗ってきた陽気な家族に囲まれました。
「いやー、楽しかった。あとはホテル帰って寝て、夜の宴会にそなえるだけ!」
というお父さんのセリフがよかったです。

少し前に、 「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」という展覧会に行きました。
ネオ・トロピカリアとは、欧米文化から脱して独自の文化を作り出そうと、60年代のブラジルでおきた芸術運動です。ブラジル移民100周年を記念して、ネオ・トロピカリアの立役者エリオ・オイシチカと、その影響を受けたアーティストや建築家など、27人の作品が展示されています。

思わず笑ってしまったのが、マレッペ(1970~)の写真。青空をバックに綿菓子を食べる人の写真は、詩的で、カラッと明るく、生きることを肯定して楽しんでいる感じです。まさに今朝の築地のお父さんのように陽気。日常に端を発した何気ない写真なのですが視点がおもしろく痛快です。二つ合せの大きな金ダライを被った、パンフレットの写真もマレッペのものです。

ルイ・オオタケ(建築家、1938~、ブラジル大使館など)の町並改装プロジェクトは、サンパウロのスラム街エリオポリスの家のファサードをアーティストと住民が色とりどりのペンキで塗り替えたもの。スラムに住む職のない人々に、塗装職人が技術を教えつつ行ったようです。望みのない生活をおくっていた人が手に職をつけて、自ら町を活性化することができるなんてすばらしいプロジェクトですね。それにしてもこの色の威力はすごい。

ポジティブな国民性の現われか。
疲れた頭に効きますよ。
(O)
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by nodesignblog | 2008-12-03 20:18 | 展覧会