漢字の意味

ある医師との問答。2、3年前になりますが。
おもしろいので載せます。

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「『忍』という漢字の意味を知っとるかね。」ときかれて「はて、しのぶという意味でしょうか?」と答えると、学者肌の医師はにやりとして「もうひとつ全く逆の意味がある。」と話す前からご満悦。

忍という漢字には「つらいことに耐える」という意味と、「何をしても気にならない」という二つの意味があるらしい。後者は知らなかった。「他人にひどいことをしても気にならない」という意味だそうです。「つらいけど気にならない」と、「ひどいことを他人にしても気にならない」ということなので、総じて「気にならない」とか「気にしない」という意味なんだそうです。

次は「逆」という漢字について。認知度の高い「さかさま」の意味と、「迎える」という意味もあります。南宋の詩人陸游 (1125-1209) の「山村経行、因施薬五首 其五」の最初に「逆旅人家」 という四文字があるらしいのですが、これは「旅人を迎える家」という意味だそうです。

ちなみに、漢字の意味の話題は、「『岡田』という名字の意味を知っとるかね」から始まりました。
「おかの上の田んぼですか?」と答えると「そんな水はけのいいところに田んぼがあるわけない。」と一蹴されました。確かに。

「岡というのはbesideとか隠したとかいう意味なんだわ。岡田というのは、税金を払わなくていいように隠した田んぼのことだわ。岡場所というのはお上の許可のない遊郭だし、岡引(おかっぴき)もなんかこわいところに引っ張っていくとかそういう意味でしょ。」と。

その医師は、英語、フランス語(少し)、ラテン語、ロシア語、中国語(漢文のみ)、確かエスペラント語にも明るい。今でも、医学の勉強は絶やさないし、ラテン語も習いに行っている。そんな方です。 (O)
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by nodesignblog | 2007-08-17 15:36
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